土地の借地権購入について/賃貸収入を得ながら不動産を購入する方法

東京都某区にて小さな不動産会社社員のブログになります。書くきっかけになったのは不動産の「なるほど情報」をこれから不動産を購入する人、今不動産を持っている人、資産として持ちたい人にオススメの正直な内容を知ってもらいたいからです。2024年8月7日第1回目のブログは私の働く不動産会社の社長の自宅ローンについての話。ローンを組みながら家賃収入でローンを支払う。なかなか面白い話です。ちなみに社長は53歳で不動産を起業しました。

社長の家族構成と背景
約20年前、社長は大手企業の会社員として働いており、配偶者は小さな会社を経営していました。家族構成は、配偶者と未就学児の子供2人。当時は住宅ローンを払い続けるだけの家には満足できず、住宅ローンを上回る賃貸収入が得られる家を求めていました。そんなことできるの!って感じですね。

不動産投資の挑戦
社長が自宅を購入する今から20年前の時代は、不動産投資や資産運用という言葉が今ほど浸透していなかったため、無茶な依頼だったかもしれません。それでも、不動産屋にその希望を伝え、以下の物件を購入しました:

場所:東京都品川区
土地:借地権購入(旧借地法)
建物:長屋という名目で3軒の家を建て、そのうち1軒を自宅、2軒を賃貸物件として運用
支出:計約7000万円(土地2200万円、建物4000万円+諸経費)
住宅ローン:4500万円、金利0.8%、35年ローン、元利均等払い
キャッシュフローと経済的成功
毎月のキャッシュフローは以下の通りでした:

賃貸収入:28.4万円
支出:住宅ローン、地代、固定資産税等を差し引いても、毎月+14万円
この収入のおかげで、20年経った今でも毎月安定した収入が得られています。そして、この家を売却すれば約1億円の資産となる見込みです。

独立のきっかけと教訓
20年前の購入時には、不動産投資の専門用語や「出口戦略」(購入時だけでなく売却時に利益が出るかどうか)については全く知りませんでした。しかし、この自宅資産のおかげで、経済的にも精神的にも独立する余裕が生まれました。まさに「結果良し」という状態です。今の時代はローンを返すために働いている方の方が多いので「目からウロコ」のような話ですね。

感想

社長の実体験を通じて、そんな方法で自宅を購入できるんだと理解関心しました。そして、不動産投資や資産運用の重要性を理解することができました。この実経験が会社の基盤となり、皆様にも同じような成功体験を提供できるよう努めています。

これからも、リアルで正直な不動産取引情報をお届けし、皆様の不動産取引がスムーズに進むようサポートしてまいります。次回のブログもお楽しみに!

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